GW、ランバンサリは合宿モード!

こんにちは。
ランバンサリは、5/3、4とワヤン合宿モード。大阪からローフィット・イブラヒムさんが上京され、2日間みっちりと、自主公演のワヤンの合わせを行いました。

3月に大阪で綿密な打ち合わせをしたつもりでしたが、今回はジョグジャカルタ様式の見知らぬ曲も多く、それらは奏法やノリも違うため、更なる質問が溜まっていました。出演メンバーほぼフルで臨み、いろいろな疑問や質問にローフィットさんはまず根気強く答えてくださり、そして初めての合わせが始まりました。初日は音楽を中心に、ひとつひとつ確認しながら進めていきました。なんと30曲以上あるんですよ〜!

私は太鼓でダランの指示を受け楽隊に合図を送り、人形の動きを盛り上げるのですが、エネルギッシュなローフィットさんの人形さばきに夢中でついて行くうち、緊張したか叩きすぎか力の入れ過ぎか、左手の甲に鈍くて重い痛みが(手のひらじゃなく、裏なんです痛くなったのは…) 。骨の近くの筋肉か….初めての経験でした。西ジャワの太鼓で手の平が腫れたり豆が潰れたりすることはありましたが…..ワヤン恐るべしです。あ、これってトシなのか〜(汗)!?

翌日は練習前に楽器梱包用ガムテープで両手に何重にもテーピング、これがなかなか効果がありました。音楽は初日と同じミスをしないよう注意しながら、ダランに語りを入れていただいて通してみたところ、若い一途な主人公が「デウォルチ」に出逢うくだりで泣きました。亡くなられた日本のワヤンの父、松本亮先生もよく引用されていた部分です。しかし感慨に浸る暇もなく、次のシーンがやってきて演奏家は働かねばなりません。慣れないジョグジャカルタ様式の曲たち!慣れないテンポたち!やはり音楽的に慣れておらずうまくいかないところもあり、その後そこを重点的に何度も練習しました。

ソロ様式とジョグジャカルタ様式は同じだと思えば全く違い、全く違うと思えば案外そうでもなく、マニアックに微妙な違いをきちんと出すのが難しいです。でもそれができたらいいなあと。

最後に25分ほどの前奏曲を聴いていただきました。ローフィットさんは掛け声をかけたり、歌を一緒に歌ったりして参加してくださり、本当にガムランが好きな方なのだと思いました。終わってすぐに東京駅に出発、集合写真を撮り損ねました、残念。アップした写真は(き)ちゃんが撮ってくれた練習中の1枚と、公演パンフレット用にインタビューをしている時の1枚です。スミヤントさんも参加してくださり、ビールも手伝ってくれて、初日の練習後は楽しいひと時でした。

ワヤンにまみれた2日間、10時間以上に及ぶ合わせはあっという間に終わりました。スミヤントさんのワヤンの時にも思いますが、ジャワに行っても、ダランを長時間チャーター(!)してワヤンを練習できる機会はなかなかありません。しかも日本語で手に取るようにストーリーが解ります。いや〜本当にワヤン好きには幸せすぎる2日間でした。

次の合わせまでに、更にピシピシッとパワーアップしたいです。
ダランのローフィットさん、そしてスミヤントさんはじめ賛助出演の皆様、本当にありがとうございました。公演まで引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます!