大阪ワヤン合宿


3月はワヤン修行に明け暮れている(き)です。修行第一弾はジャワで2週間ほどダランの勉強。そして、帰国した先は東京ではなく、大阪!なぜなら、大阪でワヤン修行第二弾をするから。大阪在住のハナジョスというグループのダラン、ローフィットさんとのワヤン練習をしてきました。今年の日暮里公演はローフィットさんをお迎えしてワヤン・クリを上演するのですが、公演の進行や使用する楽曲等を4日間かけてみっちり打ち合わせしてきました。ランバンサリからはわたしと(な)さん、(ひ)さん、(ま)さん、(け)さん、(り)さんが大阪に行ってきました。ワヤン漬けの4日間はまさに合宿で、ひじょうに充実した時間となりました。今回はわたしたちが普段演奏しているスラカルタ様式の楽曲に加えて、たくさんジョグジャカルタ様式のエッセンスも加わるステキな演出になっています。「都市が変わるとまるで異国だねー!」とジョグジャの奏法に少し戸惑いながらも、ワクワクしながらローフィットさんのお手本をたくさん録音させていただきました。ダランのローフィットさんは、歌に加え、グンデル、ボナンに太鼓と、どんな楽器も自由自在で、途中半ばローフィットさんのお手本の録音大会になっていましたが、わたしはダランのなかに秘められた超人的な音楽能力を目の当たりにしたような気がしました。
後半戦では、ダランに実際に人形を動かしてもらいながら物語の進行と伴奏曲、それぞれについてダランの合図を確認していきました。これによってダランもランバンサリメンバーも大分イメージが明確になったように思います。ワヤンはダランと楽隊の相互作用で出来上がっていく、生き生きとした芸能なのだと改めて実感しました。

これから4月を迎え、日暮里公演の準備が本格化していきます。今回大阪合宿に行ってみて、ランバンサリにとっても、ローフィットさんにとっても今回のワヤンは大きな挑戦になるのかなと強く思いました。今回の合宿での学びをたくさん東京に持ち帰り、ひとまずは5月のローフィットさんとの合わせまでみんなで頑張っていけたらいいですね。
わたし自身も今回の公演では大きな挑戦をすることになりそうです…!少し不安もありますが、新しい扉の開く音がするのはやっぱり嬉しいです。なのでワクワクしながら燃えています。今後も精一杯修行をしていきたいです。

4日間お世話になったハナジョスのお二人にあらためて感謝申し上げます。ダランの修行中のわたしには、人形をこよなく愛し、どんな楽器もこなすローフィットさんを間近に見られたことが大きな刺激になりました。素敵な時間を本当にありがとうございました!本番まで今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(き)