ルー・ハリソン作品コンサート

「東西の融合〜ルー・ハリソンのガムラン・コンチェルト」公演、いよいよ明日になりました。今夜は本番の会場で「ヴァイオリン、チェロとジャワ・ガムランのための二重協奏曲」と「ピアノとジャワ・ガムランのための協奏曲」の練習を行いました。会場となる前田ホールのピロティはとても響きが良く、ジャワの王宮のプンドポで演奏しているような感じです。ガムランの音に合わせて調律したグランド・ピアノと一緒に演奏するのは今日が初めてでした。ピアノが間近にあり、一体感を感じることができて、とても心地よかったです。サクソフォンと一緒に演奏する「コーニッシュ・ランチャラン」、トランペットと一緒に演奏する「ブバラン・ロバート」も、それぞれ小曲ながら魅力あふれる曲です。客席はほぼ満席(入場無料・メール予約優先)のようですが、明日フラッと来ていただいても、2階と3階のバルコニーから眺める立ち見席があるのでご覧いただけるそうです。上から見るガムランも、なかなかオツなものです。果たしてどんな響きとなりますやら。いつもとは違う摩訶不思議な音の世界を、私たちもとても楽しみにしています。(け)