7/30明治寺献灯会なのだ。
曇り空の下、第1部は蝉しぐれの中でガムラン演奏と川島未来さんのジャワ舞踊、第2部は蝉やコガネムシが飛び交う中でワヤンができました。ワヤンはというと、腹ペコのラクササ、16歳とは思えないコロちゃんが父親であるブトロ・グルの許しを得て、沼袋で人間(同い年の少年、ジョコ君)を食べようとする話。練習では出なかったダラン(み)さんのクスグリも出て、楽しんでいただけたのではないかと・・・、思います。
ワヤンが終わって撤収にかかろうとしたとき、(の)さんがクリル(ワヤンのスクリーン)上方に虫を発見!何とセミの幼虫がワヤン上演中にクリルの上まで這い上がってきたのです。このままではかわいそうだというので、近くのイチョウの幹に移してあげました。その後セミ君は順調に羽化。ペパーミントグリーンぽい白い体を反転させながら幼虫の体から大人の体へ変態を遂げたのでありました。ガムランの演奏に来て、こんな生命の営みに接することができるのは献灯会だけです。頑張って生きてほしいです。「来年の献灯会は『蝉の恩返し』だね!」と「ワヤン・ハイ」(?)になった(な)さんが言っておりました。期待しましょう!(笑)(じょこ)