11月19日の練習


11月19日(土)は、学校公演レパートリー曲である「Golek Sri Rejeki」の練習から。本日は、舞踊家の岡戸香里さんと、シンデン歌手の松田仁美さんがスタジオに来てくださったので、ジヌマンを1曲(曲名失念…)と「Gambyong Langenkusuma」をご一緒しました。歌い手さんによって声も歌い方も違い、同じ曲でも雰囲気が変わるのが面白いです。またLangenkusumaでは岡戸さんが「歌いながら」を踊ってくださったのですが、なんとも素敵でした。

さて大きな本番の無いこの時期は、普段あまりやらない曲や、メンバーがそれぞれ馴染みの薄い楽器の練習をするチャンス… ということで、私もいよいよ観念して「Topeng Gunungsari」でボナン・パヌルスの前に座ってみたりしました。ところで私は12音平均律で育ってきたせいでガムランの音律がなかなか身体に定着せず、一時期は平均律とガムラン音律のあいだで迷子状態になり、耳が謎律にチューニングされておりました。最近はマシになってきてはいるものの、普段聴いているランバンサリの楽器ですら「聴音」に苦労しています。そんなわけで本日も、ボナン・バルンが「1, 3」と叩くときはパヌルスで「2, 5」、バルンが「3, 6」ならパヌルスで「5, 1」… というインバルの理屈が分かっていても、相手が叩いているのがどの音なのか判断できず迷宮入り。きっとガムランでは、音の高低よりも音の質というか色のような感覚を覚えたほうが早いのかもしれません。(F)