11月3日 浜松公演
一年以上前から浜松市楽器博物館館長、嶋さんの熱意により準備を重ねてきた「世界音楽の祭典IN浜松」が無事に終了しました。浜松市がユネスコ創造都市ネットワークの音楽部門にアジア初で加盟したことによる記念の音楽祭。4日間にわたってあちこちで様々な世界音楽のコンサートが繰り広げられています(6日まで)。浜松市って凄い!そして私たちは、駅近の遠鉄デパートの狭間にあるソラモと呼ばれる野外空間で舞踊とワヤンを上演。無料のコンサートなので通りがかりの人たちもたくさん立ち寄ってくださいました。高い屋根があり、まるでジャワ王宮のプンドポ広場のような空間。とても気持ちの良い場所だったのですが、その日は寒風が吹きすさび、寒かった〜。バティックシャツの下にヒートテックを重ね着して頑張りました。お客様も寒かっただろうに最後まで観てくださり感謝です。
まるでワヤンの人形が飛び出てきたかのような岡戸香里さんの勇壮な舞踊Gambiranom、寒さが吹き飛ぶような熱気と妖艶さを披露してくれた川島未耒さんの舞踊Lengger Tumandhang、そしてますますパワーアップ! へべれけ酔っ払いのビモや後悔の念にさいなむダストロストロ、秘めた恋心を吐露するバヌワティ等を見事に演じ分けてくれたスミヤントさんのワヤン、一緒に演奏していて本当に楽しかったです。心に残る公演となりました。主催者の皆様や博物館の嶋さんはじめスタッフの皆様、そして共演してくれた皆さん、本当にありがとうございました。いつかまた、暖かい時期にここで舞踊とワヤンを再び上演できると良いな…と思いました。
追伸: 私たちの出番の前に向かい側のステージで歌っていた、インドネシアで今大人気のTulusさん、とても素敵な歌声でファンになりそうです(*^^*)(か)