11/29 ディディさん来場+11/30通常練習ほか
久しぶりのブログ更新です。29日、大阪大学の招きで来日されていた舞踊家ディディ・ニニ・トウォさんが帰路にランバンサリ・スタジオに寄られました。
ディディさんの舞台演出上の工夫やインドネシアの女形舞踊家の歴史についてなど、貴重なお話をうかがった後、ガンビヨン・パンクルやレンゲル・バニュマサン「スカル・ガドン」などを目の前で踊っていただくという贅沢な時間を過ごしました。
伴奏する我々としては、狭いスペースで打ち合わせもなくぶっつけ本番のディディさんに少しでも気持ちよく踊っていただこうと、ディディさんの動きをガン見しながらのドキドキものの演奏でしたが、同時に実に楽しいスリリングな時間を体験させていただきました。
翌30日は通常練習。2月のランラン発表会へ向けて、メンバー個々の希望の曲をすこしずつ練習し始めました。また今年は、ガムランやケチャを日本の音楽教育の現場に紹介・導入され、日本のガムラン界にとって大恩人でもある音楽学者の故小泉文夫氏の没後30年ということで、そのメモリアル・コンサートを企画されている東京芸大の2人の学生さんがランバンサリへ取材に来られました。
先生が亡くなられてはや30年の月日が流れたという現実に気づかされるとともに、洋の東西を問わず世界の様々な音楽の魅力を日本中に発信し続けられた先生の熱い思いを、私たちもまた引き継いでいきたいと心新たにしました。(こ)