8/12 慶福寺練習

涼しい英国に1週間あまり滞在して昨日戻ったNHです。気温の高さについていけない。。
夕方からのゲリラ豪雨と落雷のため電車が止まり、地域によっては大変な夜になったようです。

今日は金曜日に控えた慶福寺の最後の練習でした。「黄金の雨」というタイトルのランチャランのブコ(前奏)に続き、当たり前に叩く初めの一音が一瞬全く違う高さに感じられ、動揺。でも曲に入ると、徐々に身体の内側が元通りに調えられていく感覚がしました。生まれて初めてガムランを聴いたときに、音の出所が曖昧で、けむるようにうごめく空気の中に漂って、重力がぼやけるような、どこかに帰ってきたような心地よさを感じたのを思い出しました。

ところで、大きなホールやスタジオを備えた仕事先の会場では、ジャワガムランの夏期講座を開催しているようでした。仕事の会期中は講座がお休みだったので残念でしたが、ガムランがインターナショナルに普及しているのを実感しました。最近参加している英語教室でガムランの話をしたら、私ランバンサリの演奏を中野で聴きましたよとお隣の生徒さんに言われ、盛り上がりました。世間?世界?は狭いですね。

さーて練習は順調にすすみ終了。恒例の「ランバンサリ、一年で最も暑い気温下での演奏」を私たちも心待ちにしています。気候に抗うことなく、少々ゆるいテイストになるかも知れません。お盆の送り火であちらに帰られる魂に届くといいなと思います。体調を万全にして臨まなくては。